日本の医療の未来を考える会

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第73回 医師不足解消の切り札となるのか オンライン診療推進の現状と課題(厚生労働省医政局総務課 矢野好輝・保健医療技術調整官)

第73回 医師不足解消の切り札となるのか オンライン診療推進の現状と課題(厚生労働省医政局総務課 矢野好輝・保健医療技術調整官)
高齢化と人口減少により、今後の日本の医療は、患者の増加と医師不足によって危機的な状況に陥る懸念が有る。特に過疎が進んでいる地方では、既に医療を十分に受けられない状況が生まれている。こうした問題を解決する1つの手段として期待されているのが、オンライン診療を始めとする遠隔医療だ。コロナ下の感染対策としてオンライン診療も普及...
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第72回 医療現場でのメンタルヘルスケア 環境の整備に公認心理師の活用を(早稲田大学人間科学学術院 人間科学部 教授)

第72回 医療現場でのメンタルヘルスケア 環境の整備に公認心理師の活用を(早稲田大学人間科学学術院 人間科学部 教授)
2024年から医師の働き方改革が始まるが、「人の健康や命に関わる仕事に、画一的な労働時間規制はそぐわない」という反対意見も多い。一方、コロナ禍で医師を始めとする医療スタッフの過酷な労働が課題となったのも事実だ。過労による精神疾患から自殺する医師も決して少なくない。医療職の精神疾患を防ぐには、どの様にケアをして行けば良い...
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第71回 iPSによる網膜再生医療の現状 治療の実現に必要な新たな仕組み(株式会社ビジョンケア代表取締役 髙橋政代氏)

第71回 iPSによる網膜再生医療の現状 治療の実現に必要な新たな仕組み(株式会社ビジョンケア代表取締役 髙橋政代氏)
山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所名誉所長が2006年にiPS細胞を発表して以降、再生医療は着実に成果を挙げて来た。理化学研究所等は14年、難病の加齢黄斑変性の患者に本人のiPS細胞から作製した網膜細胞を移植する世界初の手術を臨床研究として実施した。今やiPS細胞から作った網膜細胞の移植手術は、治療として確立しつつある...
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第70回 長きに亘る国民の安寧を願う祈り 皇室を支える医療体制と健康管理(一般社団法人国際文化教育協会理事長 竹元正美氏)

第70回 長きに亘る国民の安寧を願う祈り 皇室を支える医療体制と健康管理(一般社団法人国際文化教育協会理事長 竹元正美氏)
千年以上続く日本の皇室を、今後どの様に存続させて行くのかという議論はこれ迄幾度となく繰り返されて来たが、未だに結論は出ていない。その間にも皇位継承権を有する皇族は減り、現在は秋篠宮様を始めとするお三方しかおられない。天皇陛下の次の世代を考えると、秋篠宮様のご長男、悠仁様のみというのが現状だ。私達が普段あまり知る機会の無...
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第69回 世の中を変えて行く最新AI技術 ChatGPTは何をもたらすのか(東京大学情報理工学系研究科次世代知能科学研究センター教授 松原仁氏)

第69回 世の中を変えて行く最新AI技術 ChatGPTは何をもたらすのか(東京大学情報理工学系研究科次世代知能科学研究センター教授 松原仁氏)
米国のOpenAIが開発した言語生成AI「ChatGPT」が社会を大きく変えようとしている。インターネット上の膨大な情報を取り込み、様々な質問に応え、幅広い分野についての文章を書くChatGPTは、人間と暮らすロボットやアンドロイドといった人類の長年の夢を叶えるかも知れない。その一方で、AIの暴走による人類の危機が現実...
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第68回 人口減少への対応を迫られる日本 課題解決のモデル国となるには(一般社団法人人口減少対策総合研究所理事長 河合雅司氏)

第68回 人口減少への対応を迫られる日本 課題解決のモデル国となるには(一般社団法人人口減少対策総合研究所理事長 河合雅司氏)
国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、日本の人口は今後減少を続け、およそ50年後には8700万人となる。政府は「異次元の少子化対策」を打ち出しているが、既に出産適齢期を迎える女性が減少しており、今から少子化に歯止めを掛ける事は出来ない。人口減少社会の到来に向けて、日本は何に備え、どの様な社会を構築して行...
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第67回 世界情勢の現状と今後、そして 日本経済回復の鍵となる医療産業(寺島 実郎氏 一般財団法人日本総合研究所会長、多摩大学学長)

寺島 実郎
新型コロナウイルスによる世界的な経済の減速やロシアによるウクライナ侵攻、先進各国の金融緩和の終焉等、ここ数年世界情勢を一変させる出来事が続いている。こうした現状をどう認識し、日本は将来に向かってどのような進路を取ればいいのか。一歩間違えれば、日本は世界での存在感を失ってしまう可能性さえ有るが、そうした危機感が政官財で広...
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第66回 医療DX令和ビジョン2030の 実現に向けて(厚生労働省大臣官房医薬産業振興・ 医療情報審議官 城 克文氏)

第66回 医療DX令和ビジョン2030の 実現に向けて(厚生労働省大臣官房医薬産業振興・ 医療情報審議官 城 克文氏)
医療分野でのデジタル化、IT化の必要性が議論される様になって久しいが、電子カルテの導入を始めとするオンライン化や医療データの活用は、海外の先進国に比べて大きく後れを取っているのが実情だ。新型コロナ下では、デジタル化の遅れによって必要なデータが迅速に収集出来ない事態も生じた。こうした反省から国は「医療DX」を推進している...
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第65回 不祥事や医療過誤で“炎上”を免れる 危機管理として適切な報道対応とは(産経新聞エディトリアル・クリエイティブ室長 道丸 摩耶氏)

第65回 不祥事や医療過誤で“炎上”を免れる 危機管理として適切な報道対応とは(産経新聞エディトリアル・クリエイティブ室長 道丸 摩耶氏)
新型コロナウイルス感染症を巡っては、医療界の対応も連日大きく報道された。メディアの発信は多くの人の行動変容を促し、感染対策の一助にもなるが、時には誤った情報発信で混乱を引き起こす事も有る。過去には医療過誤を巡る報道で医療界に深刻な影響を及ぼした事も有った。医療機関はその様な報道機関とどう付き合い、万が一の事態が起きた時...
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第64回 人口減少と超高齢社会を見据えた 医療・福祉改革と人材確保の方向性(厚生労働省医政局総務課 医療政策企画官 古川 弘剛氏)

第64回 人口減少と超高齢社会を見据えた 医療・福祉改革と人材確保の方向性(厚生労働省医政局総務課 医療政策企画官 古川 弘剛氏)
超高齢社会と人口減少の時代に突入した日本にとって、社会構造の変化にどう対応して行くのかは重要な課題の1つだ。医療業界も例外ではなく、病院機能の役割分担や医療従事者の働き方改革、医療・福祉のDX等課題が山積しているが、国は医療分野の改革にどの様に臨むのか。2023年度予算を審議する通常国会が開会したのを受けて、医療分野で...
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第63回 ウクライナ紛争を解決する糸口とは 鍵を握るプーチンの思考を読み解く(東京大学先端科学技術研究センター講師 小泉悠先生)

第63回 ウクライナ紛争を解決する糸口とは 鍵を握るプーチンの思考を読み解く(東京大学先端科学技術研究センター講師 小泉悠先生)
2022年2月にロシアがウクライナに侵攻してから約10カ月。ロシアは短期間で首都キーウ(キエフ)を占領し、ゼレンスキー大統領を捕縛する予定だったとされるが、西側諸国によるウクライナ支援も有って戦闘は長期化している。既にロシアは北部侵攻を断念し、一度は占領した南部や東部の地域でもウクライナの奪還を許すなど苦戦が続いている...
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第62回 ウイルスの脅威と公衆衛生上の問題 オミクロンの先に、我々は何を見るのか ケンブリッジ大学(ラヴィンドラ・グプタ教授)

第62回 ウイルスの脅威と公衆衛生上の問題 オミクロンの先に、我々は何を見るのか ケンブリッジ大学(ラヴィンドラ・グプタ教授)
現在も世界中で感染が拡大するオミクロン株だが、以前のデルタ株等に比べると重症化リスクは低く、予後は比較的良好だと言われている。今後、COVID-19は収束へと向かうのか、或いは新たな変異株が登場し、再び感染者に重症の病態をもたらすのか。その答えは、未だ明らかになっていない。ケンブリッジ大学のラヴィンドラ・グプタ教授は、...
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第61回 病院と「健康の館」で役割の分担を 次の世紀に求められる病院建築とは ハピネスライフ財団理事長(長澤泰先生)

第61回 病院と「健康の館」で役割の分担を 次の世紀に求められる病院建築とは ハピネスライフ財団理事長(長澤泰先生)
新型コロナウイルス感染症の拡大で感染症対策や医療体制に関する多くの課題が浮き彫りとなった。今回の様に多くの感染症患者が発生した時に備え、如何にして感染者を隔離出来る病床を準備しておくのかも重要な課題の1つだ。それには、今の病院施設の見直しや医療提供体制の見直しも必要となるかもしれない。病院建築の第一人者で、高度な医療に...
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第60回 新たなウイルス感染症の流行に備えて ECMOを含む重症管理を軸とする体制強化へ(竹田晋浩先生)

第60回 新たなウイルス感染症の流行に備えて ECMOを含む重症管理を軸とする体制強化へ(竹田晋浩先生)
COVID-19の重症感染者に対する治療法として、ECMOに注目が集まった。実際に、今回の重症者の救命に於けるECMOの功績は大きい。一方で、ECMOを適切に実施出来る提供者が限られている事が指摘されている。未知のウイルス感染症に対して、当初多くの医療機関で受け入れを拒否せざるを得なかった事は、最大の反省すべき点だろう...
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第59回 医療過誤の事件化を防ぐ対応策とは 心情を理解して正確な情報の提供を(井上清成先生)

第59回 医療過誤の事件化を防ぐ対応策とは 心情を理解して正確な情報の提供を(井上清成先生)
医療現場では患者や家族とのトラブルが避けられない時が有る。特に患者が亡くなった時は、如何に医師が手を尽くしても、家族から「何故助からなかったのか」と責められる事も珍しくない。難しい症例や特異な状況が在ったケースでは、医療体制に問題が在るのではないか、医師に重大な過失が在ったのではないか、とマスコミに大きく取り上げられ、...
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第58回 財務省が考える、給付と負担のギャップを是正する為の 医療費適正化の考え方と質向上との両立を含めた方向性(一松 旬氏)

第58回 財務省が考える、給付と負担のギャップを是正する為の 医療費適正化の考え方と質向上との両立を含めた方向性(一松 旬氏)
少子高齢化が進む日本の課題として、増大する社会保障費への対応の必要性が指摘され、財政健全化が議論される様になって久しいが、依然として解決の糸口は見えない。社会保障費の財源として消費税率も引き上げられたが、10%では足りないとも言われる。更に新型コロナの感染拡大によって医療費の支出が増え、医療の役割が改めて議論される等、...
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第57回 険診療の法制度 指導・監査について/令和4年度診療報酬改定について(葦沢龍人 教授)

第57回 険診療の法制度 指導・監査について/令和4年度診療報酬改定について(葦沢龍人 教授)
今日の医療現場では長期化する感染症の対応に日々追われている一方で、基礎疾患の受診を控える患者が増えている。それによって多くの医療機関の経営状況が悪化し、ポストコロナに向けて経営改善を図ることが求められている。来る令和4年度の診療報酬改定では、医師の働き方改革の推進や不妊治療の保険適用等、多数の項目で見直しが行われた。報...
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第56回 高まるサイバー攻撃の脅威 変容するIT環境と日本の現状(名和利男氏)

第56回 高まるサイバー攻撃の脅威 変容するIT環境と日本の現状(名和利男氏)
2021年9月、日本政府はサイバーセキュリティ対策の柱となる戦略を閣議決定し、国としてサイバー攻撃の脅威に取り組む意思を諸外国に示した。先ず掲げたのは経営層の意識改革だ。SNSの登場やリモートワークの推進等、社会は目まぐるしく変容したが、IT投資はセキュリティ対策が不充分のまま進んで行った。コンピュータウイルスにとって...
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第55回 医療界で女性が活躍出来る社会を目指して 多様性時代の医師の働き方を考える(野村恭子 教授)

第55回 医療界で女性が活躍出来る社会を目指して 多様性時代の医師の働き方を考える(野村恭子 教授)
世界的に見て極めて低水準とされる日本のジェンダーにおける格差を取り除き、時代の流れに足並みを揃えるべく、政府主導による男女共同参画が進められている。性別格差が根強く残る医療界において、とりわけ「女性管理職比率3割」の実現に向け、キャリア育成、就労継続の為の施策、関連法規や制度の整備、文化的価値観からの脱却等、乗り越える...
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第54回 世界初の胃癌・食道癌鑑別AI・AI医療機器の可能性と課題(多田智裕 先生)

第54回 世界初の胃癌・食道癌鑑別AI・AI医療機器の可能性と課題(多田智裕 先生)
21世紀は人工知能(AI)を使った「第4次産業革命」が始まったとも言われ、医療の分野でもこの数年で多くの研究開発がなされるようになった。2021年からはAI医療機器を社会実装する時代に入り、より質の高い医療が期待されるだけでなく、市場規模11兆円の成長産業として国も支援に乗り出している。11月24日に衆議院第1議員会館...
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第53回 COVID-19に対するDNAワクチン 開発とその意義について(森下竜一氏)

第53回 COVID-19に対するDNAワクチン 開発とその意義について(森下竜一氏)
新型コロナウイルスによるパンデミックは、いずれワクチン接種が進む事で収束していくものと考えられている。日本で接種が進んでいるのは、ファイザー社とモデルナ社のワクチンで、国産のワクチンは現在も開発の途上にある。国産ワクチンの開発は、なぜ遅れてしまったのだろうか。また、国産ワクチンを開発する意義はどこにあるのだろうか。7月...
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第52回 なぜ日本のワクチン開発は遅れたのか 国内外の研究開発動向から考える(荒木裕人氏)

荒木裕人
新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから1年半ほどが経過した。国内外では様々な研究が進み、診断法も、治療法も、予防法であるワクチンの開発も大きく進んできた。日本ではファイザー社とモデルナ社のワクチン接種が進んでいるが、国産のワクチンはまだ開発途上にある。なぜ国産ワクチンの開発は遅れてしまったのだろうか。6月23日に衆...
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第51回 国内の新型コロナウイルス感染症の 流行状況とサーベイランス(鈴木 基氏)

国立感染症研究所 感染症疫学センター センター長 鈴木 基氏
新型コロナウイルスの変異株が大きな問題になっている。日本では、昨年12月に最初の英国株が確認され、2月後半〜3月にかけて国内で急増、5月には90%以上が英国株となり、現在では全て英国株に置き換わっている。感染力が強く、重症化リスクも高い変異株が広がれば、当然、感染対策や医療もそれに合わせていく必要がある。国はどのように...
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第50回 新型コロナ対応に当たる医療従事者の 「メンタルヘルス」を守るために(高橋英彦 教授)

第50回 新型コロナ対応に当たる医療従事者の 「メンタルヘルス」を守るために(高橋英彦 教授)
この1年数カ月、新型コロナウイルスとの戦いの最前線にいる医療従事者達は、大きなストレスに晒されてきた。自分が感染するのではないかという懸念から、うつや不安が生じてくる事もある。また、自分の仕事のせいで家族に迷惑をかけているというストレスから、モチベーションを維持出来なくなる事もある。こうしたメンタルの不調を未然に捉え、...
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